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熱が出て咳や鼻水も出ている

急に熱が出て、咳や鼻水も出てきた。インフルエンザがまわりで流行しているので検査を受けたい。そんな時、いつ受診すればいいか迷うこともあると思います。
風邪もインフルエンザも、お子さんにとって身近な感染症です。ただし、インフルエンザは高熱が続きやすく、まれに肺炎や脳症といった重い合併症を起こすこともあるため、「ただの風邪だろう」と様子を見すぎるのは禁物です。お子さんに風邪症状が見られる時は、お早めに神戸市灘区・六甲道駅のなかさここども成長クリニックへいらしてください。
風邪とインフルエンザの違い
風邪とインフルエンザは、どちらもウイルスによる感染症ですが、症状の出方に違いがあります。
※あくまでも目安であり、症状の出方には個人差があります
風邪
鼻水や喉の痛みなどの症状から始まり、熱は出ても37~38℃程度のことが多いです。数日で徐々に良くなっていきます。
インフルエンザ
38℃以上の高熱が急に出るのが特徴です。全身のだるさ、関節の痛み、頭痛などを伴うことが多く、風邪に比べて症状が強く出る傾向があります。
こんな症状はありませんか?
風邪の症状
- 鼻水、鼻づまりがある
- 喉の痛みを訴える
- 咳が出る
- 微熱(37~38℃程度)がある
- なんとなくだるそう
インフルエンザの症状
- 38℃以上の高熱が急に出た
- 寒気がして震えている
- 体がだるい、ぐったりしている
- 頭痛を訴える
- 関節や筋肉が痛そう
- 咳や鼻水も出てきた
風邪・インフルエンザの原因
風邪の原因
風邪は、ライノウイルスやコロナウイルス(新型ではない一般的なもの)など、様々なウイルスによって起こります。原因となるウイルスは200種類以上あると言われており、何度もかかるのはそのためです。
インフルエンザの原因
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こります。A型、B型などの種類があり、毎年冬に流行します。感染力が強く、くしゃみや咳による飛沫感染、ウイルスが付いた手で口や鼻を触る接触感染で広がります。
検査のタイミング
インフルエンザの検査は、受けるタイミングが大切です。
発熱してすぐの段階では、体内のウイルス量が少なく、感染していても陰性と出ることがあります。一般的に、発熱から12時間以上経過してからの検査が望ましいとされています。
一方で、インフルエンザの治療薬は、発症から48時間以内に服用を始めないと効果が期待できません。早すぎても遅すぎても良くないため、発熱から半日~1日程度を目安に受診していただくのがおすすめです。
インフルエンザの「痛くない検査」
当院では「nodoca」というAI診断機器を導入しています。喉の写真を撮るだけでAIがインフルエンザを判定するため、鼻に綿棒を入れる必要がありません。お子さんの検査への恐怖心を減らすことができます。
風邪・インフルエンザの治療
風邪の治療
風邪には特効薬がありません。症状を和らげるお薬(解熱剤、咳止め、鼻水のお薬など)を使いながら、体がウイルスに打ち勝つのを待ちます。十分な睡眠と水分補給が大切です。
インフルエンザの治療
インフルエンザには、抗インフルエンザ薬があります。発症から48時間以内に服用を始めることで、熱が下がるまでの期間を短くする効果が期待できます。
なお、発症から48時間を過ぎている場合や、お薬を使わない方針の場合は、解熱剤などで症状を和らげながら、体がウイルスに打ち勝つのを待ちます。十分な睡眠と水分補給を心がけ、ゆっくり休ませてあげてください。
ご家庭での感染対策
インフルエンザは家族にうつりやすい感染症です。「検査で陽性が出てから隔離しよう」と考える方もいますが、熱が出た時点ですでに感染力があります。
検査の結果を待たずに、熱が出た段階からマスクの着用や部屋の分離など、できる範囲での対策を始めていただくと、家族への感染を減らせる可能性があります。
登園・登校の目安
インフルエンザは、学校保健安全法で出席停止期間が定められています。
「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」が基準です。熱が下がっても、すぐに登園・登校はできませんのでご注意ください。
風邪の場合は、出席停止の規定はありません。熱が下がり、普段の生活ができる状態になれば登園・登校できます。これらの判断について迷う場合は、ご遠慮なく当院へお尋ねください。