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お子さんの発育が気になる方へ

まだ小学校低学年なのに胸が膨らんできた気がする、他の子より発育が早い気がして心配。そんな不安はありませんか?お子さんの体の変化に気づいて、どこに相談すればいいかわからない方も多いと思います。
思春期早発症は、将来の身長にも影響します。神戸市灘区・六甲道駅のなかさここども成長クリニックでは、思春期早発症の専門診療が可能です。単に発育が早いだけなのか、治療が必要なのか、専門医がお子さんの状態を丁寧に診察します。
思春期早発症とは?
思春期早発症とは、通常よりも2~3年早く思春期の体の変化が始まる状態です。思春期は通常、女の子で10歳頃、男の子で12歳頃から始まりますが、思春期早発症ではそれよりも早い時期に変化が現れます。一般的に女の子に多く見られますが、男の子にも起こることがあります。
こんな変化に気づいたら
以下のような変化がある場合、思春期早発症のサインかもしれません。ただし、発育には個人差があり、少し早いだけで問題がないケースもあります。思春期早発症かどうかは専門家でなければ判断が難しいため、気になる変化があれば一度ご相談ください。
女の子の場合
- 7歳6か月までに乳房が膨らみ始めた
- 8歳までに陰毛や腋毛が生えてきた
- 10歳6か月までに初潮が来た
男の子の場合
- 9歳までに精巣(睾丸)が大きくなった
- 10歳までに陰毛が生えてきた
- 11歳までに腋毛、声変わり、ヒゲが見られた
思春期早発症による影響
心への影響
幼い年齢で体が変化することで、お子さん自身が戸惑ったり、周囲との違いを気にしたりすることがあります。特に女の子の場合、小学校低学年で胸が膨らんだり、早い時期に月経が始まったりすると、体育の着替えやプールの授業で周囲の目が気になるなど、学校生活に影響が出ることもあります。
身長への影響
一時的に身長が伸びた後、骨が早く成熟してしまい、最終的な身長が低くなる可能性があります。骨が成熟してからの治療では十分な効果が得られなくなる可能性もありますので、早めの治療を始めることが大切です。
思春期早発症の原因
思春期早発症の多くは「特発性中枢性思春期早発症」と呼ばれるものです。これは脳から精巣や卵巣に命令を送る部分が、通常より早く活動を始めてしまうことで起こります。
ただし、まれに脳の病変など、別の病気が原因になっていることもあります。そのため、思春期早発症が疑われる場合は、原因を調べるための検査を行います。
思春期早発症の治療
思春期早発症の治療目的は、思春期の進行を抑えて、成長できる期間を長くすることです。思春期が早く始まると、骨も早く成熟してしまい、成長できる期間が短くなります。治療によって思春期の進行を緩やかにすることで、大人になった時の身長が極端に低くなることを防ぎます。
また、体の変化がゆっくり進むことで、お子さんの精神的な負担を軽減することも治療目的の一つです。幼い年齢での体の変化に戸惑っているお子さんにとって、周囲との差が広がりすぎないようにすることは大切なことです。
治療の方法
特発性中枢性思春期早発症の治療法としては、思春期の進行を緩やかにする薬を使うのが一般的です。「LH-RHアナログ」という薬を、約4週間に1回注射します。
注射は当院で行いますので、ご自宅で注射していただく必要はありません。定期的に受診していただき、成長の経過を確認しながら治療を進めていきます。
脳の病変など原因となる病気がある場合は、その治療が優先されます。検査で原因を確認したうえで、適切な治療方針を判断します。
当院の思春期早発症診療
「思春期早発症はどこで診てもらえるのか」と迷われる方も多いと思います。思春期早発症はホルモンの問題であり、小児内分泌科の専門領域です。当院では、小児内分泌の専門家が診療を行っていますので、安心してご相談ください。
低身長と合わせて診療
思春期早発症は身長にも影響するため、成長の状態を総合的に評価することが大切です。当院では、思春期早発症と低身長の両方を専門的に診療できるため、身長への影響も含めて治療方針を判断できます。思春期早発症の治療を行いながら、お子さんの成長を継続的に見守っていきます。
女の子の診療にも配慮
女の子の診療では、お子さんが恥ずかしさを感じないよう配慮しながら診察を行います。デリケートな内容を扱うため、お子さんの気持ちに寄り添いながら、丁寧に説明するよう心がけています。検査や治療について不安なことがあれば、何でもご相談ください。
なぜ早めの相談が大切なのか?
思春期が始まると、性ホルモンの影響で身長が急速に伸びます。しかし、思春期早発症の場合、一時的に身長が伸びた後、骨が早く成熟してしまうため、最終的な身長が低くなる可能性があります。
タイムリミットのある思春期早発症治療
思春期早発症の治療には、タイムリミットがあります。骨が成熟しすぎてしまうと、治療を始めても十分な効果が得られなくなることがあります。もう少し様子を見ようと思っているうちに、治療のタイミングを逃してしまうこともあります。
早めに相談すれば、必要に応じて治療を始めることができますし。逆に思春期早発症ではないとわかれば、安心してお子さんの成長を見守ることができます。